内子の濃厚な旨味と香り際立つ冬の味覚

兵庫県香住港は、山陰沖でも特に良質なズワイガニが揚がる港として知られています。
清子蟹（せいこがに）は雌にあたり、濃厚な内子と繊細な外子を併せ持つ冬限定の特別な存在です。

香住沖は寒流と対馬暖流が交わる豊かな漁場で、海底から湧き上がる栄養豊富な水が蟹の餌環境を育みます。

他産地の山陰や北海道産に比べ、内子の濃厚さと香りの立ち上がりが際立ち、外子の粒立ちも良く、全体の旨味の密度が高いのが特徴です。
素材本来の香りと甘み、旨味の凝縮した豊かさを感じられます。